呼吸の科学

スピリチュアルを考察する路線からは逸脱しますが

わたしの人生に【呼吸】が欠かせませんw

 

誰の人生にも【呼吸】が欠かせません

 

インドのお話しです

☆臓器たちが会議をしていました

 そこへ【呼吸】がやってきて会議に加わろうとしました

 『お前は臓器じゃないから、あっちに行け!』

 とぼとぼと、その場を去っていく【呼吸】

 その途端に臓器たちは急に苦しくなって

 『呼吸。。。戻って。。。来て。。。』

 

このお話しは【呼吸の大切さ】はもとより

実態の無いものは重要でない

という事への氣付きを表していると思われます

 

私が【呼吸】に拘る理由に

母の病状があります

 

現在74歳の母は重度の側湾症を患い

幼少期に大きな手術をしました

家が一軒建つほどのお金を工面した祖母を

私は心から尊敬しています

 

祖父は心臓が弱く働く事が出来ず

祖母が野菜を育て

都会に売りに行きながらお金を工面しました

 

私には想像すら出来ない過酷な日々だったと思います

ただ、ひたすらに我が子を守りたい一心で

その血を受け継いでいる事は

私の誇りです

 

そんな母は

アメリカから医師を呼んでくださった大学病院で

背骨の湾曲を矯正する手術を受けました

大きくS字に曲がった背骨

手術を終え

希望に燃えていた母を待ち受けていたものは

【絶望】でした

 

大人たちは『手術をしたらよくなるからね』

こう言い続けました

初めての手術という事で

恐らく、母は【実験台】となったのでしょう

誰も

母の望みを理解する事なく

母の背骨は曲がったまま

身体を支える鉄の棒が体に収まっただけでした

 

絶望に震え

コルセット姿の母は

壮絶ないじめにあいます

 

それでも

生きる希望を失う事は無かったといいます

 

理由は【家に帰れば、大好きな母がいたから】

 

祖母と母の絆は強く強く結ばれていました

 

その母が昨年、長年患っていた呼吸器の問題で

自宅での療養が適わなくなってきました

医療用の呼吸器を装着しなくては

体内の二酸化炭素を排出する体力が著しく低下したのです

 

病院に入院し

やがて再び退院し自宅に戻ることを

私たち子供は想定していました

 

ですが

母の体力は私たちが思うよりも低下し

病院でも介護が必要となってしまいました

 

もう、あの家には戻れないんだ。。。

私のショックとは裏腹に

母は『病院がいい!』と。。。

 

家だと一人きりで寂しい

病院は誰かが必ずいるから

寂しくない

 

そういう老後もあるのだと

母らしいなと思います

そして、有難いと感じます

 

病院のお医者様に

母の背中のレントゲン写真を見せていただいた時

『この大きく曲がった骨がある、こんなに狭い場所にあなた達が宿っていたなんて、

 奇跡としか言えませんよね』

何度も

何度も見ていた母のレントゲン写真

 

その先生の言葉で

『そうだった。私は障がいを持った母から生まれたんだ。

 生まれて来られなかったかもしれない命だったのに、

 一生懸命にしがみついたんだった』

 

私もまた

胎児のときから

過酷な環境を乗り越え

母との絆が強い状態で生まれたんだ

 

そう思えた時

全身が震え

自分の命が奇跡だったと

体中で感じられ

心の底から母への感謝が

涙とともにあふれ出しました

 

身体で感じる感情とは

こんなにも強く強烈なのだと

驚きました

 

母が生きている間に

氣付けて良かった

 

まぁ 

母に伝えると『そうなの?』と

いつも通り意味不明な事を言っていましたが

今も元気に病院の看護師さんと仲良く

楽しく毎日を過ごしています

 

母から命の本当の意味を

言葉でなく

身体で教えてもらい

【呼吸】についても深く理解したいと

手にした書籍

 

☆BREATH 呼吸の科学

著者:ジェームス・ネスター☆

 

当たり前の呼吸に苦しんだ著者が

自身で実験をしながら改善していった方法が書かれています

 

呼吸の問題の大小は

人それぞれ

 

それに向き合うか

向き合わないかは

知っているか

知っていないかだと思います

 

当たり前の【呼吸】なのに

私たちは

【呼吸】について何も知らないのです

 

私はヨガと瞑想を日常的にするので

【呼吸】への意識の比重は大きいと思いますが

普通に生活をしていたら

意識すらしないと思います

 

忙しすぎる日々に

癒しが欲しい

ゆっくりする時間が欲しいと感じたら

【呼吸】に関する知識を広げるのも

ひとつの方法だと思います

 

当たり前の中にこそ

重要な事が隠されていたりします

 

この本の著者も

呼吸を意識したきっかけは

【ヨガ】でした

 

ヨガや瞑想がもたらす恩恵

そちらもお伝えしていきます

 

今日は【BREATH 呼吸の科学】をご紹介いたしました

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